防災部便り

防災部便り 2011年6月

町会の皆様へ
この度の東日本大震災で亡くなった皆様や被災された皆様に、哀悼の意とお見舞いを申し上げますと同時に、一刻も早い復旧・復興をお祈りし、皆様のご理解ご協力を得て活動しております並木町一丁目町会防災部の活動を報告致します。

町会防災部の活動状況
現在の町会防災部は31名で組織され、年数回の防災訓練、講習会、町会より委託された歳末夜警の運営を行っております。
また川口市より認定された防災リーダーは現在28名おり、今後も全員の取得を目指して活動しています。

平成23年度の予定

期日時間行事予定場所
5月29日11:00〜17:00防災資料作成町会会館
6月12日8:30〜14:00防災訓練&ミーティング並木小学校校庭
8月20日19:00〜21:00防災訓練幸並中学校校庭
8月下旬21:00〜22:00愛の一声運動(防災部参加)町会全域
9月1日8:00〜14:009都市総合防災訓練荒川河川敷
10月9日・23日8:30〜9:30公園清掃並木南公園・並木小学校前
11月20日8:30〜未定防災訓練&倉庫点検&機材公開並木南公園・防災倉庫
12月17日頃21:00〜22:30歳末夜警町会全域
12月30日21:00〜23:00夜警・納会町会全域・町会会館
3月中旬未定防災訓練・反省会未定

防災リーダーとは
川口市災害対策課・川口消防署の指導の下、避難所運営、応急処置方、災害時必要な資機材の取り扱い訓練を行い、市より認定された防災部員です。

防災リーダーの役割とは
取得した技術・知識等を、防災訓練時等に広く皆様に伝えることを第一の役割としています。
現在、並木町一丁目町会では28名の防災部員が防災リーダーに認定されており、今後は各班より1名以上の防災リーダー輩出を目指しております。

部員の募集
防災部では、随時新入部員を募集しております。
今後の災害対策や、ご家族・ご近所の自助共助の気持ちを持って一緒に活動しませんか。
お問い合わせは、町会会館もしくはお近くの防災部員までご連絡ください。

平成23年3月11日当日の並木一丁目町会の現状は、幸いにも人的被害・物的被害とも軽微でありましたが、その後もしばらくの間は皆様もこの災害の影響を受けたことと思います。
今回の災害は東北地方でしたが、かねてより予想されている関東地方直下(必ず起きます)に発生するであろう大地震や風水害の時のことも想定していただきたいと思います。

1. 自助の重要性
防災活動とは、自助・共助・公助に分かれます。その中で私たちが出来る活動は、自助・共助になります。
特に大災害になればなるほど、自助が最も重要になります。皆様も今回の災害を教訓として、家族や近隣の人々と防災についての話し合い等を行い、自助の備えや安全を確保して、どうか無事に災害をやり過ごし、共助を行えるようになっていただきたいと思います。

2. 共助の重要性
災害直後は、公助による救助活動はすぐには当てになりません。自力(自助)、家族や隣人(共助)による人命救助、初期消化活動等の皆様の協力が非常に重要になります。積極的に防災活動イベント等に参加して、人名救助の方法の習得をしてください。

3. 公助とは
行政や消防署が行う災害支援活動を指します。

日頃から広報等の情報を注視してください。(市広報、報道ニュース、ハザードマップなど)
自助・共助が出来るよう、皆様方も日頃からの準備をお願い致します。防災部でも自助のための情報共有、防災訓練、共助のための資機材整備等を行っていきたいと思います。

自分達の街は自分達で守る
大規模災害時には、消防を始めとする防災関係機関等も被害を受けることが予想されます。
こうした非常事態の中では、「自分達の街は自分達で守る」という信念の元に相互の助け合いが不可欠になります。
日頃から家庭で防災について話し合い、防災に関する色々なことを確認しておきましょう。

  • ・家の中でどこが一番安全か
  • ・救急医薬品や火気の点検
  • ・幼児や老人の避難について誰が責任を持つか
  • ・避難する時には誰が何を持ち出すか、非常持出袋はどこに置いておくか
  • ・昼の場合・夜の場合の家族みんなの分担をしっかり決めておく

近隣の方々や各班の中で、災害時の避難や救助について確認をしてお互いに助け合えるようにしておきましょう。
また、積極的に防災活動イベント等に参加して、人命救助等の方法を習得しましょう。

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